南足柄市
2007-12-1、長泉院にて撮影
長泉院の創設は、最乗寺と同時期のいにしえのお寺である。 室町幕府後半に、駿河の駿東郡から進出して来た大森氏が小田原城を占拠し、 南関東第一の豪族となった。 この大森氏の菩提寺が長泉院である。
後に、北條早雲によって大森氏の小田原城は落とされた為に、長泉院は足柄山麓の 人里離れた山中にひっそりとたたずんでいる。 大雄山最乗寺の様に、観光客 も訪れる事も無く、境内のお地蔵さまを撮影に来る人に知られた紅葉の名所となった。