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大形タンカーが、空に浮いた謎 |
10月22日は明方まで大雨が降っていた。 南房総市の岩井海岸や鋸南町の鋸山は天候も良く、遠方までも見晴らしが利く。 しかし、東京湾を隔てた対岸の三浦半島や富士山・箱根・丹沢の眺望がよくなかった。 おそらく、東京湾の東半分潮流(木更津から太平洋に戻る潮の流れ)と西半分の潮流(太平洋から東京に向う潮の流れ)に関係する海流の温度差か上空の気流かで、普段なら見えるはずの三浦半島が霞で消えてしまい、東京湾の西半分の海の色と同色になってしまったために、大形タンカーが空に浮いたまま、「鋸南町の浮島」の上を飛びながら横浜港に向って行った。 |