LUMIX専科  LUMIX-1107

撮影地 千葉県南房総市高崎
撮影日時 2011−10−22   9:54〜10:00
作品のタイトル 大形タンカーが、空に浮いているぞぉー!!
作品の概要 400年以上の歳月を遡れば、近ちゃんと同一の先祖に辿り着く、民宿「里見館」の当主・近藤君の枇杷農園に、凸凹コンビのリポーターがやって来た。

海の彼方に目を移した時に、『わぁー! 大きな船が空に浮いているーー』
『蜃気楼だーーー』だなんて、おおはしゃぎ。

  

  

大形タンカーが、空に浮いた謎

10月22日は明方まで大雨が降っていた。
南房総市の岩井海岸や鋸南町の鋸山は天候も良く、遠方までも見晴らしが利く。
しかし、東京湾を隔てた対岸の三浦半島や富士山・箱根・丹沢の眺望がよくなかった。
おそらく、東京湾の東半分潮流(木更津から太平洋に戻る潮の流れ)と西半分の潮流(太平洋から東京に向う潮の流れ)に関係する海流の温度差か上空の気流かで、普段なら見えるはずの三浦半島が霞で消えてしまい、東京湾の西半分の海の色と同色になってしまったために、大形タンカーが空に浮いたまま、「鋸南町の浮島」の上を飛びながら横浜港に向って行った。