徳川時代、鎖国政策を取る日本に突如やってきた黒船に、江戸を守るべく品川沖に埋立地を造り「砲台を置くお台場」が出来た。
時は変わり、東京都内で発生するゴミが、品川沖の東京湾に棄てられて、いつしか陸地となり、『夢の島』へと変貌した。
交通網もレインボーブリッジ、首都高速湾岸線、ゆりかもめ、りんかい線と新交通が入り込み、国際展示場やフジテレビ本社やいくつかのアミューズメントが立ち並び、高層マンションまであるのだ。この時期、各企業がイルミネーションで飾り付け、お台場エリアには１０ヶ所ほどの会場ができていた。
中でも、人気の高い「ヴィーナスフォートの噴水広場」に雪が降るのには、リアル感があった。 |
