本庄児玉の長泉寺  骨波田の藤

長泉寺 龍の彫り物と絵画   2007.5.6 

平安時代、本庄児玉一帯は大きな沼で大蛇がいた。

坂上田村麿によって退治された大蛇を埋葬したので「骨波田」との地名になった。
時代も、大分のちの事、関東管領・上杉顕定公の亡骸を埋葬したこの地に堂を

建立し「竜洞院長泉寺」となった。
このお寺は大蛇の神格化・八大竜王の一つ「跋難陀竜王」を祀っているので、
竜はこのお寺の象徴である為、彫り物や天井に立派な龍が寄進されていた。 

長泉寺 骨波田の藤の花   2007.5.6 

坂上田村麿は1200年前の歴史上の人物、関東管領・上杉顕定公は500年前の歴史上の人物

よって、『骨波田の藤の木』が樹齢650年もまんざらの嘘でもない話。

藤の木の老木化した幹を見れば、歴史を重ねた様子が垣間見られる。

藤の花房も「五尺藤」と呼ばれ、藤棚から伸びた花房は境内の石畳に着きそう。

白藤の棚やピンクの藤棚もあり、境内に甘い香りが漂っていた。