軍艦岩サンニヌ台

「与那国島」はいつの世に誕生したのか不可解である。
海底にあってはサンゴ礁に覆われ、土砂の沈殿により泥岩を形成したり、砂岩で形成されたり、海上に隆起しては、サンゴ礁の風化や、今なお岩石や土砂の崩落を繰り返している。
この様子がまざまざと見れるのは、南海岸線である。

特に、軍艦岩は奇妙な形で岩石が海面上に残っている。
更に、サンニヌ台に至っては表面が平らな板状で傾斜を持って海底へと階段状に続いている。

デジカメの望遠でズーミングしていたとき、サンニヌ台の突端で軍艦岩をキャンパスに描いている画家が1人いた。
崩落のため立入禁止では有るが、いったい、何処からどのように行ったのだろうか。

(撮影日時 2008-4-25)