西沢渓谷の新緑を求めて二度目の入山である。
13年程前にはデジカメも無かったし、ホームページも無かったが、
今回は、ホームページのための取材である。
5月中旬から下旬にかけては、「ツツジ」「シャクナゲの花」が見事である。
標高2,475mの甲武信岳の懐にあるこの渓谷は、笛吹川が花崗岩の岩肌を削った
美しい渓谷で、多くの豪快な滝を見ることが出来る。
標高は1,000〜1,400mあって、そろそろ新緑とシャクナゲの花が盛りのはず。
舗装路をしばらく歩き、左に子酉(ねとり)橋を分け、西沢山荘で甲武信岳への
登山道を見送り、東沢にかかる吊橋を渡る。ここからは鶏冠山方面が良く見える。
最初の滝は三重の滝。滝見台があり、みんなこの場所で写真を撮る。
滝の動画もオリンパスのデジカメで撮りました。
滝つぼに流れ落ちた水しぶきは、見ごたえあります。
この付近からは次々に滝が現れ、水はあくまで清く、エメラルド・グリーンだ。
しかも物凄い勢いで落ちてきて、川面を見ていると自分が吸い込まれそうになる。
三重の滝から、人面洞、竜神の滝、貞泉の滝と過ぎ、次第に谷が深く、
新緑はミズナラ、カエデ、ブナなどの木々がみずみずしい若葉を広げ、
ところどころ針葉樹や常緑樹と混ざって、いろいろな緑を目に出来て、
さわやかな生命の息吹と自然の豊かさを感じさせる実に美しい谷である。
次第に厳しくなる道をところどころ鎖を頼りに慎重に登り、方丈橋(1人ずつ
渡るよう注意書きがある)を渡り、渓谷随一、まさに圧巻の七つ釜五段の滝に出た。
その名の通り、5段にわたって轟々と音を立てて流れ落ちる大きな滝である。
規模といい、水量の多さといい、豪快さといい、素晴らしい名瀑である。 |