東照宮『三猿物語』

私が何で片道4時間掛けて日光まで行ったのか、その経緯から
話さないと、このエッセーは盛り上がりに欠けるかもしれない。

夏休みに千葉の実家に里帰りした時、年賀状の絵柄で話が出た。

毎年、姉の年賀状の作成も下請けしているため、当然、
次回里帰りの時は、印刷して持って行かねばならない。

今年は、農業大学の放牧「羊」を採用したが、来年の干支の「猿」
は、動物園で撮影しても絵にならない・・・と、ふと、閃いたのが
『日光の三猿』であった。

日光東照宮の「見ざる、聞かざる、言わざる」の彫刻は、誰でも
知っているので年賀状の絵柄としては申し分ない。

ところで、皆さんは、この『三猿物語』を詳しく知っているのだろうか?

東照宮の境内に、神様に仕える神馬(しんめ)が一日4時間勤務している
場所が「神厩舎」と言われる建物があり、外壁の長押(なげし)に
『8枚の猿の彫刻』が掲げられている。

中国の故事に、「猿は馬を病気から守る」とあり、室町時代までは
猿に馬を守ってもらう為に、猿を馬屋で飼う習慣があった。

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