休日は、観光地めぐり

常駐後4ヶ月もすれば、ハード・トラブルもソフト・トラブルも少なくなり、一緒に来た仲間たちも東京に引き上げてしまった。当時は週休1日なので、姫路を起点に、京都から萩までが行動範囲であった。主に、お城めぐり、観光地めぐり、お祭めぐり、小京都めぐりに熱中していた。


ストリップ場紹介

官庁立ち会いの試運転も合格したのを祝って、東芝関係者と新日鐵関係者とで約20名パーティーが催された。その後、姫路名物「桶うどん」で腹ごしらえ、続いて団体は「姫路セントラル劇場」へと流れ込んだ。中に入って、熱気の漂う暗闇の中に、スポットライトを浴びた踊り子さんが大サービスをしている。まさか、東大卒や京大卒の集団が初回から、こんな楽しいところを紹介してくれるので、「近ちゃん」はうれしかった。さて、中に入った団体は後ろの方に固まっていたが、「近ちゃん」は関西ストリップなるもの初見参である。暗闇にまぎれて先頭座席へ、踊り子の股を覗いたところへスポットライトを浴びる。姫路市には3軒あったが、10日毎に踊り子が替わるので、月に数回通っていた。

  • 川崎の劇場もなかなか有名な踊り子がくるヨ

    風俗嬢との恋

    東京駅で涙を堪えて見送ってくれた恋人を思い出すたび、出張先での恋いはすまいとの決意もいつしか棚上げ、プロのひとなら金がなくなれば別れは簡単、と「姫路トルコセンター」通いが始まった。源氏名「扇さん」2歳年上を指名すること10ヶ月、給金の30パーセントが消えた。

      
  • イメージ画で勘弁してネ
      

    同年OLとの恋

    「扇さん」体が疲れるからと、とらばーゆする、今度は飲み屋へ行った。義理で5,6回行ったが「近ちゃん」アルコールが全くダメ、電話で呼び出しには、民宿の奥さんに出てもらい、{まだ帰っていない}ことにしてもらっていた。何とか縁が切れた折り、近所の奥さんに、職場の後輩を紹介するからと、アフターファィブでお見合い、気があって、その晩、月明かりの姫路城でデートする。隠し事のきらいな「近ちゃん」は東京に恋人が居るのを話し、その後7ヶ月の交際が続く。平日仕事を終わって、姫路で落ち合い、食事して、個室喫茶でひとときを過ごし、彼女の自宅近くまでタクシーを迂回して送り届けた。休日は、神戸や岡山まで出かけ、満ち足りた青春の日々だった。

     
  • イメージ画で勘弁してネ

    人妻との恋

    民宿「北原さん」の隣の借家に、歌手の夏木マリ似の若奥さんがいる、旦那は新日鐵の下請けのごつい体の鉄鋼マン、子供は5歳の男の子と3歳の女の子、子供は1年以上「近ちゃん」の部屋を遊び場にしていた。母親も子供を捜しに、庭からちょくちょく覗いていた。若奥さんによく言われた言葉が未だ不可解である{あなた、東京に居る人と結婚できないヨ!}子供以上に、すっかり親密になった隣の奥さんに、姫路出張最後の日、想い出づくりを懇願する。歌の文句では無いけれど、「ホテルで逢って、ホテルで別れた。」その後、旦那の転勤で京浜地区に行ったらしい、テレビドラマに夏木マリが出てくると、胸キュンである。

  • 近所の子供たち

    神戸で遊んでハイ注射

    トルコぶろ見学を始めて、度胸が強くなった頃、週刊誌で神戸の福原が有名なのを知る。早速、三宮からタクシーに乗る。運ちゃんに「福原のトルコぶろ」へ行って!、運ちゃんに叱られた、福原へ行くと鼻がもげるぞ??−−後日、医学書を読む羽目になり、性病の末期症状と判った。−−代わりに良いところを教えると、六甲山の麓、とある洋館近くに車を止め、電話しに行った。帰ってくるなり、今日は休みなので、彼女のアパートに行こう、再度タクシーは駅近くまで戻る。タクシー代にチップ500円渡して、彼女の部屋まで案内された。四畳半の部屋には既にフトンが敷かれ、お客さんを待っていてくれた。性病に対し無防備な「近ちゃん」、10日程経ったある日、オシッコすると激痛がある。医学書を読むと、性病の初期症状である。末期になると鼻が熔けるそうだ。怖くなり、新日鐵広畑病院のお世話になる。血液検査をしてもらい、たいしたこと無いとペニシリン注射を一本刺された。翌日からオシッコしても痛みがなかった。


    三朝温泉で遊んでハイ注射

    23歳の12月30日、山陰地方を旅して、三朝温泉のとある宿屋に入った。夕食後、年配の仲居さんに案内されるまま、一緒にストリップ見学、部屋に戻ったら、「お客さんは顔のいい子が良い?技のうまい子が良い?」と聞かれ、「うまい子が良い」と言ったがこのときは???だった。「12時に迎えにくるから寝ておきな??」
    −−待ちくたびれて寝入ってしまった。−−
    仲居さんと若い子に起こされ、宿を抜け出し、別の宿の一部屋で若い子と一夜を過ごす。翌朝早く起こされ、宿の裏木戸から朝帰り、朝食後宿代の請求書、お楽しみ代がたっぷり入っていた。姫路で過ごしたお正月、またもやオシッコすると激痛がある。もう、馴れたもので、新日鐵広畑病院で血液検査、ペニシリンを打たれて、看護婦さんにお説教された。

  • 三朝温泉入り口


    1975−10−14出雲の神様に誓う

    「近ちゃん」25歳と11ヶ月、恋人23歳と6ヶ月の交際は、6年間におよび、とうとう終止符を打つことになった。会社の仲間へは7円のはがき一枚、親戚にもはがきで結婚の挨拶を済ませた。まだ、飛行機に乗ったことのない両家の両親を連れて、島根県の出雲大社の結婚式場にいった。玉串料2万円で、一通りの式、記念写真まではいっている。10月は、出雲大社に、日本中の神様が集まっているので、合計6名で、日本全国の神様に誓った。初夜は皆生温泉で、翌日、米子駅で、二人の両親たちは仲良く上り電車で、「近ちゃん」たちは、下り電車で新婚旅行に旅立った。

  • 証拠写真

  • イメージ画で勘弁してネ

  • イメージ画で勘弁してネ