想い出のアルバム
『寺町』
前田利家が金沢に城を造るときに、城を敵の襲撃から防衛するために、城下町全体を
防衛構想に従い、今まであったお寺などを両岸の川の近くに移転させた。
有事の際には、侍たちをお寺を前線基地にして、敵の進軍を食い止める目的であった。
その為に、浅野川、犀川のほとりにお寺が集結しているのである。
由緒のあるお寺も多いのだが、特に、予約制を採っている「妙立寺」、別名(忍者寺)を
見てきたので、紹介しよう。
別段、「甲賀の忍者」や「伊賀の忍者」に縁があるわけではない。
藩主の前田家の祈願所の為,殿様が公式で、あるいは、非公式で、お参りに来るので、
警護の為、建物自体に、数々の工夫が凝らしてあるのだ。
たとえば、通常なら、正面には、お賽銭箱が置いてあるのだが、敵が、正面から、
建物内部に駆け込むと、お賽銭箱の位置が落とし穴になっている。
建物内部からは、建物の外にいる人を監視できるミラー構造をしている。
障子戸にかんぬきの仕掛けあり、壁に仕掛け有り、床下に仕掛け有り、お城までの
抜け道あり、刀を振り回せないように天井を低くしていたり、屋根裏のてっぺんには、
お城との鏡による通信をする部屋を造ったり、ありと、あらゆる工夫を凝らした建物である。
案内付きで、40分間800円は、「へぇー、へぇー」の、感心しっぱなしであった。
続いて、犀川のほとりに、室生犀星が幼少の頃を過ごしたお寺がある「雨宝院」で有る。
敷地の都合か知らないが、通常なら、一列に並ぶ六地蔵が二列になって並んでいた。
| 加賀百万石祈願所の妙立寺 |
入口の雪囲い |
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| 雨宝院の六地蔵さん |
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| 室生犀星ゆかりの雨宝院内部 |
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