「恋のときめき」・予告編
今日もインターネットのwebページに登録してある、恋人『シスコのアン』
の歌声を聞きながら,じっと目を閉じ,「鎌倉での初体験」に、
一人、思い出し笑いをしながら,そっと,唇にひとさし指をあてながら
『チュッ』と、音をさせている。
君にも,アンの唄を聞かせたいなぁ〜。
別れ際に差出されたカセットテープをコンピューターで取り込んだのさ。
『女の出船』を聞けます。
『忘れな草をあなたに』を聞けます。
この唇は,幾度と無く重ね合わせたアンの唇を思い出すのである。
そして,あの恥ずかしかった「横須賀線の車内での出来事」も、皆さんに
話しておかないと、物語の始まりが出てこないようだ。
「横須賀線の車内での出来事」
鎌倉から乗った電車は空いており、2人並んで座れた。
鎌倉で過した二時間半の楽しい思いでを語り,アメリカから持参した
プレゼントを貰い,出会いと別れの記念にと、カセットテープを受取り,
いよいよ,横浜駅に近づいた電車の中,・・・・
席を立って,アンに手を差し伸べようとした瞬間、いきなり立ち上がった
アンに抱き寄せられてしまった。
とっさに,クチヅケされるのかと,感違いし、腰を引いてしまった。
しかし、アンにしっかり抱かれ,頬を合せられ、背中をトントンされていた。
電車の扉が開いたので,慌てて,ホームに逃げ出した。
顔から,火花が散ったように恥ずかしかった。・・・・
夜,アンの携帯電話をコールして,
アンに言われた。 「近ちゃん、何か勘違いしていなかったぁー」
・・・あれはネ、『ハング』と云うのよ。・・・