「恋のときめき」・第15話
その後のアンのスケジュールは、東京に3日ほどいて、富山、伊東、熱海、
東京、札幌でと、ダンス仲間のオフ会が続いたそうだ。
ハングの前に教えられた携帯電話番号に、毎晩電話した。
最初の2日間は、通話できた。
3日目から、食事中だったり、ダンスのオフ会で踊るために、電源がオフに
なっていた。
3回目の電話は、明日、日本を離れる時だった。
シスコのアンの自宅の電話番号、メールで聞いていたが、かけても繋がらない。
数日後、メールで確認したら、アメリカへ電話するには、国別、地域別の
番号が必要とのこと、・・・・。
001−1−310−123−4567 ・・・・かかった!!
「ハロー」・・聞き慣れた声だった。
「近ちゃん? あっ! かまくらの近ちゃんなのーー。」
「今、夕方の7時だけど、シスコは何時なの?」
「夜中の2時よ。」
「・・・・長電話が続く・・・・」
ふと、電話器の表示を見ると、通話時間は20分、料金は、2900円だった。
国際電話は、初体験。 自宅の電話では、とても使えない。
********* 完 *******
女性は、年齢を誤魔化すと言うけれど?
メーリング上では、52歳と自己紹介しているが、
父は、南方で、戦死した。
女4人姉妹に、最後に、弟が出来た。
近ちゃんは、終戦の前の年の生まれである。
よって、アンの弟は、少なくとも、57歳以下ではない。
ひょっとして、アンの歳は、10歳加算しないと成り立たない。
しかし、歳のことなど、どうでも良い。
・・・最高の ときめきだったから。・・・・