| 件 名 |
:第42話 「目指すは、つるつる温泉」 |
| 入浴日 |
:2008/8/22 |
| 編集日 |
:2008/9/15 |
今回のお話には前置きがあります。
「つるつる温泉の所在地は奥多摩郡日の出町、最寄の駅はJR五日市線の武蔵五日市駅である。」
今回降り立った駅はJR青梅線のJR御岳駅であり、バスに乗り、そしてケーブルカーで御岳山の『レンゲショウマ』を撮影に行ったのだ。
御岳山に登ったのはこれで3回目となる。
復路も同じコースでは面白くないと、事前に計画していたのが、御岳山から山越えをして「つるつる温泉」に行くコースで有った。
一年ほど前に健脚を自負するメール友が歩いた事の有るコースである。
山の斜面に咲く「レンゲショウマ」を撮影する事1時間あまり、足腰に多少の疲労感が漂っている。
御岳山の山頂の参道は整備されている生活道路なので舗装されているが、日の出山へ登る山道や峠から日の出町へ向かう下りの山道は時折、木の根っこが地表を這っていたり、ごつごつした石畳を注意して歩いていると、なおの事、足腰に負担が掛かり、もはや引き返す事の出来ない距離まで歩いてきてしまった。
3時間ほどの山道をすれ違ったのは1組の夫婦だけ、せみ時雨しか耳に入ってこない静けさ、なぜかしら、怖さを感じた。
日の出町の山里に近づいたのか急に視界か開け、眼下に山並みが見えてきた。
山中で木を切り倒しているチェーンソーの音がけたたましく耳に入ってきた。
平井川の支流の沢にぶつかり、林業農家の家並みもポツポツと現われた。
途中、日の出山山頂付近で霧のために小雨にふられたが、何とか、つるつる温泉に到着するまで傘の世話にはならなかった。
最寄のJR武蔵五日市駅行きのバスは1時間半後である。
平日の為か温泉施設はすいていた。
内湯や露天やサウナなどたっぷり汗をかき、パンパンに張った足のふくろはぎを揉み解し、すきっ腹にアツアツのラーメンを流し込み、すっかり暗くなった平井川沿いの道路をレトロなバスは下って行った。
ところで「つるつる温泉」のつるつるとは、「丹沢山塊の東側の温泉地の美人の湯」と同じ水脈(アルカリ性単純温泉)のようだ。
「つるつる」と言うよりは、お風呂の中で手足をこすると『ぬるぬる』とする感触である。




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