『香り花:榧の実』

撮影日時:2002/9/16場所:座間市円教寺の境内

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龍の彫り物探しで,ふと、訪ねたお寺は,米軍の座間キャンプと隣り合わせの所。

鎌倉時代に、日蓮上人が,佐渡送りになった時に立寄ったお寺でも有り、由緒ある寺で有る。境内に樹高20メートルは有ろうか、2本の「(かや)」の木があった。

足元には,2〜3センチ程の木の実が落ちていた。

頭上を見上げると,垂れ下がった枝の先端に沢山の緑色の実が付いていた。
所々に踏み潰されて,緑の皮が散らかっていたが,肝心の種が落ちて無かった。

近ちゃんも,実を踏み潰して見たら,茶色の種が出てきた。初めて見た珍しいものなので、この五個を持ち帰った。

下の写真は,円教寺の本堂と,カヤの大木で有る。
インターネットで調べると,「カヤの木」自体も珍しいが,「カヤの実」も漢方薬になる珍しいものだった。

種子の外側は肉質の仮種皮からなるので、薬用に用いるにはこの仮種皮を除き、天日でよく乾燥させます。これが生薬の『榧実(ひじつ)』です。
 薬用には、『榧実』を炒って粉末にし子供(3〜5歳) の夜尿に用います。1日3回、1回に0.3〜0.6グラムを内服させるか、生の種子を焼いて食べさせます。
 十二指腸虫の駆除には、『榧実』を粉末にして、1日1回3〜5グラムを服用します。

このカヤの大木に以前にも出会っている。
世田谷の「善養寺」に龍探しに行った時。

インターネット検索で拾った文章より。

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善養寺の大榧 沢ガニの「恩返し」伝える大木

多摩川と丸子川を見下ろす大榧。傍らには沢ガニの石像が置かれている
 ◇世田谷区野毛2番地

 多摩川と丸子川を間近に見下ろす高台に、古刹(こさつ)・善養寺がある。丸子川に架かる小さな赤い橋を渡り、石段を上りきって山門をくぐると、常緑の葉を茂らせて枝垂れた榧(かや)の大木が右手にたたずんでいた。

 高さ18メートル、幹回り6メートル。幹には子供が入れるぐらいの大きな空洞があり、中に本尊・大日如来の象徴とされる五輪塔がまつられていた。本堂の前にそびえるこの榧にちなんで、境内は「大(だい)榧苑(ひえん)」と名付けられている。

 1964年(昭和39年)に都の天然記念物に指定された。樹齢600年とも、700年とも伝えられているが、正確なところはわからない。

 「樹齢1000年を超える榧は枝が大地に着くという説もありますから、もっと古いのかも知れませんね」

 地面に触れている枝を見やりながら、善養寺の第26代住職を務める真保龍敞さん(68)が話し始めた。

 傍らには、沢ガニの親子を模した石像がある。伝説に基づき、真保さんが20年ほど前に据えたものだ。

 ずっと昔、近くに住んでいた豪族の娘が多摩川へ遊びに来たところ、沢ガニの親子が助けを求めてきた。「今夜、大雨が降って洪水になり、私たちは流されてしまいます。どうか高台へ連れていって下さい」。娘は沢ガニを高台に逃がし、その夜、予言通り多摩川がはんらんした。翌日、カニがお礼に榧の実を持ってきた。娘が善養寺の境内に植えた実が、やがてこの大榧に成長したのだとされている。

 水が豊かな寺の周辺は、水害に悩まされた地域でもあった。「昔、多摩川の水があふれると、高台に立つこの大榧を目標に人々が避難してきたと伝えられています。ここまでは水も上がってこなかったそうですから」と真保さん。沢ガニと大榧の伝説は、こうした地域の歴史から生まれたものだろう。

 ドングリみたいな形をした青い実が、枝先になっていた。秋が深まると殻や渋皮をむいて加工し、檀家(だんか)に配る。昨年とれた実を口に含むと、アーモンドに近い味で、ヒノキに似た胸のすくような香りがした。栄養価が高いため、重宝されてきたという。

 水害や川風から人々を守り、夏は緑陰、秋には実りをもたらしてくれる大榧。もしかしたら、沢ガニは神仏の化身だったのかも知れない――。

木陰で実をほおばりながら、そんなことを考えた。

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近ちゃんの取材した「ドラゴンを探せ!」の
◇ 28*  「等々力・善養寺・蓮鉢」(龍虎の戦い)の一番下の写真が話題の沢ガニです。