八橋人形は、江戸時代(天明元年(1781年))京都伏見から来た人形師によって、土人形に絵付けをしたものが始まりと言われるもので、「粘土の下ごしらえ」⇒「型取り」⇒「乾燥」⇒「素焼き」⇒「絵付け」の5工程からなります。
幕末から明治にかけて最盛期を迎えましたが、その後は次第に衰退して行った。 そして、20年以上にわたり、作り続けた最後の職人・道川トモさんが平成26年(2014)に死去。 その翌年、「200年続いた伝統を絶やしてはいけない」と、『八橋人形伝承の会』が発足した。本荘ごてんまりには、様々な模様があります。 古くから伝わる手まりの模様には「菊」、「十字手裏剣」、「狐の迷い道」、「桜」、「花火」、「矢餅」。
土台作りは、ビニールの袋に適量のモミ殻を入れ、軽く針を刺して中の空気を抜きながらしつけ糸で丸く巻く。 次に地割り(模様を刺すための案内線を入れる)、それから模様を刺す(糸はたるまないようにならべていく)。 そして、最後に房を付けて完成ですが、根気のいる仕事になります。 |