D90の後継機  d7500-23133

福島県二本松市 二本松城
撮影日 :  2023−10−31
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二本松城は、戊辰戦争によって落城したもので、現在残っている史跡としては天守台と本丸跡の石垣と、箕輪門と洗心亭と樹齢350年の傘まつなどである。  戊辰戦争といえば、会津の白虎隊の影に隠れがちだが、二本松には少年隊の健気な戦いぶりに心が痛む。

実は、二本松城は築城613年の歴史を持つ城で、室町幕府の時代に、畠山氏が城を築き、伊達政宗、蒲生氏郷、上杉景勝、蒲生秀行、幕府領、加藤嘉明、と変遷して、以後丹羽氏が11代治めて、明治4年まで続く。
本丸下には「野面積」の『大石垣』があり、もっと古い石垣は、本丸下南面大石垣で『穴太積み』の大石垣といわれています。

現在残る「箕輪門」は、江戸時代になって初代藩主・丹羽光重によって建造された櫓門である。
戊辰戦争の結果、二本松城に火を放って、割腹自殺したのは、慶長20年に起きた《大阪の陣》以降、城を枕に討ち死にした藩は、三百余藩ある中で、二本松藩だけであった。