荏原神社は元明天皇の御代、和銅2年(702)9月9日に、奈良の元官幣大社・丹生川上神社より龍神を歓請し、長元2年(1029)9月16日に神明宮、宝治元年(1247)6月19日に京都八坂神社より牛頭天王を歓請し、古より品川の龍神さまとして、源氏、徳川、上杉など、多くの武家の信仰を受けて南品川の鎮守として崇拝される。 正月は拝殿横に進入禁止の綱が張ってあるので、本殿の彫刻は撮影出来なかったが、拝殿の彫刻だけ見ても素晴らしい彫刻で、江戸時代後期の職人による技術力の高さを窺えた。
この拝殿には、左右の屋根から見下ろすように佇む龍の姿がみえる。 特に、今年の干支は「龍」なので、カメラやスマホで龍の姿をおさめる人が多かった。
明治29年(1896)奉納の狛犬も、2頭ずつ子持ちで素晴らしい物でした。 |