村の鎮守社として鎌倉時代末期に創建され、天保二年(1831)には京都の神祇伯家(じんぎはくけ)より正式に「正一位足穂稲荷大明神(しょういちいたるほいなりだいみょうじん)」の御神号を賜る。
昭和50年(1975)には鎮座700年記念事業として随身門を完成し、平成8年(1996)には参道正面に「一の鳥居」が建立される。 この朱塗りの鳥居は樹齢400年の檜葉(ひば)の材を使用している。そして、石造の大鳥居(二の鳥居)は、高さ8メートルで昇龍・降龍が彫刻されており、東京には三ヶ所しかないものである。
昭和7年(1932)に石工の田中酉蔵により建造。 |