東京都西東京市の田無町に鎮座する田無神社の創立は、13世紀の鎌倉時代。 御祭神は、尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)です。
尉殿大権現は、すべての生命の源である水と、よろずの災いを祓う風を司る、豊穣と除災の守護神。 その姿は金龍神とされており、田無神社で祀られる五龍神の中心となっている。中心の本殿に金龍神、東方を青龍神、南方を赤龍神、西方を白龍神、北方を黒龍神が御守護されています。
また、境内にいくつかの龍に関するものも祀られており、初詣には田無神社に願い事を託して、大勢の人が押しかけておりました。
◎本殿 『金龍神』 五龍神方位除、雨乞い、厄祓、縁結び
など
◎『赤龍神』は、夏を象徴する南方並びに火の守護神。
書斎・学業・勝負事・昇進などに関するものごとを司り、灯火のような“先見の明“を 与えてくれる。
◎『白龍神』は、秋を象徴する西方並びに金属の守護神。
倉庫・金運・飲食・結婚運などに関するものごとを司り、鉱脈を掘り出すような素晴らしい “収穫“へと導いてくれる。
◎『青龍神」 は、春を象徴する東方並びに樹木・風の守護神。
庭園・話術・音楽性・積極性などに関するものごとを司り、新芽が出るように“発展“へと 導いてくれる。
◎『黒龍神』は、冬を象徴する北方並びに水・雨の守護神です。
厠(かわや)・浴室・健康運・夫婦運・交際運などに関するものごとを司り、流水のような ”新鮮な気”を保ってくれる。 |