D7500機  d7500-24020

東京都目黒区 ホテル雅叙園
撮影日 :  2024−1−23
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平安時代が起源とされるお雛さまは、その時代ごとのトレンドや世相、ライフスタイルの変化も反映します。
一昔前は大きくて豪華なものが人気で、昭和40年代は七段飾りの最盛期で15人がメインだったそうですが、現在はサイズも小さく人数も減り、男雛・女雛の2人が主流なのだとか。

お雛さまは、地域によって形も表情もデザインも異なります。
百段階段の最初の部屋では雛人形の原型、平安時代の流し雛がルーツとなる「立ち雛」や、京生まれのきらびやかな細工や衣装のが特徴の「享保雛」、大正時代に流行したミニサイズの「芥子雛」など、地域や時代ごとに異なる特色を持つ、さまざまなお雛さまが登場します。

雛文化が生まれた平安時代から現代まで、地域や時代によって姿かたちを変えながら引き継がれてきた雛文化を、百段階段の絢爛豪華な文化財建築で堪能できるとおもいます。