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横浜市中区山下町18 横浜人形の家 3F企画展示室
撮影日 :  2024−2−18
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横浜人形の家には、一度行ったことがあるが、それは、昭和57年頃で、その後、昭和61年6月に現在地に引越しをしている。
たまたま、ネット検索していたら、横浜人形の家で「おひなさま展」がある事を知った。

時代や地域によって表情や衣装などが異なるひな人形を集めた「ひな人形展〜ひな人形比べてみれば〜」が2月10日から3月24日まで、横浜人形の家で開催されている。
35年以上続く恒例の企画展で、横浜人形の家が所蔵するコレクションから240点を展示するそうだ。
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ひな人形には実は、色々な種類・飾り方があります。
ひな人形が制作された時代や地域、所持し飾った人々の階層の違いなどがこのような多様性が生まれた背景にあったと考えられます。

展示の見どころ@ 時代によるひな人形の変遷・そして…

江戸の名工・仲秀英のひな人形や永徳斎、京都の丸平大木の人形など東西の地域で生まれた人形を比較します。また、主に武家に好まれた次郎左衛門雛、公家に好まれた有職雛など、飾る人によって選ばれたひな人形なども紹介します。今回ご紹介する仲秀英のひな人形(個人蔵)は、当館では初展示となります。また昭和の名工・野口光彦による趣の異なる2種類のひな人形なども展示いたします。

展示の見どころA 飾り方、並べる人形は… 

時代や地域により、ひな人形の並べ方、飾る人形も様々です。段飾り、御殿飾りなど色々な飾り方、そして、それぞれの地域で飾られた人形たちについて紹介します。
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今回、展示されていたひな人形は、企画展のコンセプトから、自前の所蔵品だけでは足りず、個人の所蔵する人形を数点借りてきて、博物館にも勝る展示内容でした。 
特に、会場の最も奥には、「稚児雛」や「おぼこ雛」があり、全国を回ってきた私にも、全品揃っていた人形は初めてでした。