江戸時代、城下町山形の繁栄を支えた紅花、今も、蔵などの当時を物語る財産が街に点在しています。
「山形まるごと館 紅の蔵」の舞台となる蔵は、紅花商人だった『長谷川家所有のもの』母屋と5棟の蔵で構成されています。
一つ目の蔵は、季節のスイーツと欧風料理のレトロな蔵カフェ、二つ目の蔵は、そば処・郷土料理、三つ目の蔵は、おみやげ処、四つ目の蔵は、おいしさ直売所、そして、五つ目の蔵は、「街なか情報館」で、今は長谷川家所有のお雛さまが飾られていました。「街なか情報館」には、御殿飾り1つ、そして、段飾りには、明治後期の親王雛が二組、昭和雛が一組、江戸後期の三人官女が二組、明治後期の三人官女が一組、江戸後期の五人囃子が一組、江戸後期の七楽人と大正時代の五楽人が並んでいました。
特に、楽人の顔の表情は素晴らしいものでした。 |