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山形県寒河江市八幡町5−70 寒河江八幡宮参集殿
撮影日 :  2024−3−31
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寒河江八幡宮は900年余の歴史ある古社です。  古くは、源頼義・源義家が奥州平定の祈願をし、1090年に八幡宮をお祀りする。 1187年に鎌倉鶴岡八幡宮の分霊を勧請する。

寒河江の周辺の町は、紅花栽培や最上川舟運で繁栄しましたが、寒河江は、江戸時代に天領(幕府の直轄地)になり、陣屋が置かれ、代官が派遣されたので、商人による「寒河江千軒」の町として繁栄しました。

寒河江は明治時代になり、鉄道の開通と同時に飛躍的に繁栄して来ました。  寒河江地方のひな人形は、寛永雛や享保雛・古今雛など、江戸時代に入って来た物もあるが、その多くは鉄道が敷かれてからで、明治から大正時代にかけて京都から古いひな人形をセットで移入したのであった。

参集殿をひな飾りの会場にして、和室には段飾りや水屋道具、御殿飾り、有職雛など、展示棚には江戸期の享保雛や古今雛、立雛、大ぶりの次郎左衛門雛、明治天皇・昭憲皇后などを飾っています。 江戸時代から、明治、大正、昭和、平成とその時代時代のお雛さまも良い顔立ちをしています。

下の写真は、明治天皇と昭憲皇后雛で、大木平蔵の作品であります。