D7500機  d7500-24070

山形県上山市元城内
撮影日 :  2024−3−31
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天守閣内で、お雛さまを展示しているところは、日本国内では数少ない。 もっとも、お雛さま展は、期間わずか1ヶ月なので、上山城郷土資料館が取り扱うにはもってこいなのかも知れない。
お城は、天文4年(1535)に最上氏の最南端の城塞で、江戸初期に最上氏が改易された後は、歴代藩主の持ち回りとなり、石高は3〜4万石ながら幕末まで治めました。

殿様は替わっても、町方(商人)は安定しており、近くを流れる最上川舟運の恩恵を受け、生活は潤っていたらしく、市民から寄贈されたお雛さまも享保雛の人形が多く、きれいな物が多かった、特別展示室には、詰め込み状態で並んでいました。

一際、私の目に映ったのは、下の一枚目写真で「雛屏風」というもの、立膝(片足を立て、袴は紅花染め、髪は墨で書いている)姿のペアルック。 江戸時代後期から明治期の作品で、小住祐助氏寄贈。