D7500機  d7500-24073

山形県米沢市大町二丁目
撮影日 :  2024−3−31
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上杉十五万石の城下町米沢は周囲が山に囲まれた盆地で、山から湧き出る豊富な水と良質な米に恵まれています。
身も凍る厳寒期に長期低温発酵による醸造法で仕込まれた酒は、米のうま味を逃がさない。『寒造り』の技が手造りの美酒を生み出します。

『東光』の名で知られる小嶋総本店は慶長2年(1597)創業の上杉藩御用酒屋であり、現在まで400余年の歴史を有し、同じ地に23代に亘って連綿と続いています。  そして、皇太子殿下・妃殿下が行啓される機会があり、昭和59年4月、みちのくの造り酒屋を見学していただくために、大きな古い酒造を、原型を保ちながら復元し、1200坪の敷地に600坪の建物を有し、中でも1棟140坪の大きな土蔵は東北で最大級と言われ、昔ながらの造り酒屋の様子と酒造りの道具等を展示しています。

下の写真は、酒を仕込むのに6尺桶が17個ほど並んでいるのは壮観でした。   2枚目の写真は、高さ106センチ、最大内径は83センチの大きな甕で、創業当時使用していた仕込甕だそうです。