海老名駅から新松田駅に向かう電車の中で、20歳後半の母親と3歳くらいの娘さんの二人連れと一緒になった。
母親はスマホに夢中、娘は私の隣りで、おもちゃのカメラで遊んでいた。 私はそのカメラに見とれていると、ちゃんと撮影出来ているし、画像を読み出すこともできるものだった。
そして、しばらくして二人の会話にきずき、母親も会話に加わった。 そこで、桜を撮りに行くのかと、話しかけると、母親は6回目だと、言い、スマホから昨年の写真を見せてくれた。 子供の服装は去年は腕や裾をまくり上げていたが、今年は腕も丈もぴったりだった。
「それじゃ 会場でモデルさんになってね」・・・と、約束して駅で別れた。 私は、1時間待ちでバスに乗り、彼女たちは歩いて登って行った。河津桜の満開の会場は、大変な混雑で、約束のしてある娘を探すことはできず、しからば、母親の金髪頭を探してみたが、30分の時間ずれはどうしても見つからない。 ボーとしていたら、突然に『富士山はどこにみえますか』と声をかけられた。
常時、手作りの名刺を持っているので、ホームページの見かたを教え、ついでに写真を撮らせて貰った。 |