D90が観た画像  d90-10013

撮影地 雪景色の角館・武家屋敷
撮影日時 2010−1−22  14:40〜17:15
作品のタイトル 雪景色の武家屋敷と雪かきの現場
作品の概要 秋田県の角館の写真紹介は「黒板塀にピンクの枝垂桜」と相場は決まっているが、真冬はどんな風景なのかを取材して見たかった。
角館の武家屋敷は、西暦1620年に、角館地方を統治していた「芦名義勝」によって造営されたもの。
当時は武家屋敷80戸、商家350戸で、秋田藩(佐竹)の支藩としては最大の城下町を形成していた。
以来390年余り,道路の幅から曲り角一つまでそのままの形で残っている。
春爛漫のサクラ景色 「お国自慢一本桜」のページから紹介する 第一景 第二景

  

  

雪景色の武家屋敷と雪かきの現場

黒板塀の一角に立つと、17年前の記憶が呼び戻ってきた。
当時は6月とは言え観光客もそこそこ居た様に思う。
が、ぼたん雪の降り続く中を歩きまわる観光客も数少なく、武家屋敷周辺は雪の降るに任せたまま。
だが、商店街の町中は、せめて自分の店舗前だけでもと、「雪かきスコップ」で積る雪を剥くっては排水口に流し込んでいた。
下校途中の小学生と知り合い、先週のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」番組で、五能線の取材中「秋田県の小学生の成績が日本一」だったので、その娘に『宿題は出たか・・・と、』聞いてみた。
その娘は「生もろこし」屋の孫、帰るなり、おじいさんと従業員達と一緒に「雪かき」を始めた。
私の取材の一環に『一本桜』が有る、角館の雪を被った一本桜も撮影して来た。