D90が観た画像  d90-10015

撮影地 角館・武家屋敷・青柳家
撮影日時 2010−1−22  15:07〜15:38
作品のタイトル 武家屋敷・青柳家
作品の概要 角館の町造りをした芦名家は源頼朝の平泉征伐の際に功名を成し、西暦1189年に会津の地を与えられた家柄で、14世紀後半に会津に下った後、黒川城(後の若松城)を拠点に治世に努め、16世紀・芦名盛氏の頃には大大名として米沢・伊達家や常陸・佐竹家と並び称されるほどの力を有していた。

戦国時代末期、芦名家は男子系統が絶えたため、佐竹家から養子を迎えて家系を存続させることとなった。
佐竹家から入ったのが当主・佐竹義重の次男で、奥州白川へ養子に入って義広と改名していた佐竹盛重(芦名義広・のちの義勝)である。
青柳家の公式ページ 12の施設が公開され、秘蔵品の紹介がされてます。

  

  

武家屋敷・青柳家

ところで、青柳家は西暦1570年に当主・青柳和泉守が佐竹義重の側近となって以来、佐竹家に仕えていたが、1597年に、青柳主水正が芦名義勝に仕えてから芦名家家臣となった。

1603年に青柳藤右衛門は芦名義勝に伴って角館入りし、芦名家断絶後、佐竹北家の組下となった家柄。
代々の役職は納戸役を多く勤め、実禄は104石。高い格式を誇っていた。

主屋は寄棟萱葺き屋根の鍵屋で、座敷は現存する角館の武家屋敷のなかで最も豪華。
敷地は3千坪あり、薬医門を入った敷地内には,井戸屋形,米蔵,文書蔵,正玄関,脇玄関などがあり,角館の武家屋敷の建築様式を現在に伝えている。
さらに秘蔵品を公開する武器蔵・秋田郷土館・武家道具館・ハイカラ館もある。
邸内には600種類もの草木花も植えられ、庭園も歩きながら見て回るようになっている。