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神代植物公園の「神代曙」物語 |
ここから「あるボランティアの方からの受け売りである話」だ。 桜や桃や林檎や梨は、同じ木のおしべの花粉ではめしべは受精しない。 蜂などが体に付着して来た異なる種類の花粉でしか受精しないと言う。 よって、めしべの遺伝子が継続し運ばれてきた何の花の花粉か解らない遺伝子は絶ちぎれとなる。 アメリカでソメイヨシノの実生の苗木が育ち、日本に来た物は、異父のソメイヨシノである。 ところで、アメリカではソメイヨシノを「曙」と名付けているとか・・・。 |
さて、『このアメリカ』桜を接ぎ木した物が大きな木となり、ソメイヨシノに先立ち開花して人気の的となっている。 ところが、親木のアメリカが色白の花に対して、接ぎ木のサクラの花は、赤みがかっているので、神代植物園育ちなので、「神代曙」と成ったのである。 |