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「秋宮1」の御柱の坂落し |
信州・諏訪大社では七年に一度の寅と申の年に宝殿を新築し、社殿の四隅にあるモミの大木を 建て替える祭りを行う。 この祭りを「式年造営御柱大祭」、通称「御柱祭」と呼び、諏訪地方の6市町村21万人の氏子がこぞって参加する天下の大祭である。 御柱祭の起源は、定かではないが、室町時代の『諏方大明神画詞』という記録に、平安初期の 桓武天皇(781〜806)の時代に「寅・申の干支に当社造営あり」とあるのが最初の記録なので、 起源はさらに遡るともいわれている。 「御柱」は、長さ約17m、直径1m余り、重さ10トンを超える巨木の為に、「秒速15メートル(時速54キロ)」で斜面を滑り落ちてきた丸太の頭部に弾き飛ばされたり、下敷きになったら、大怪我をするだろう。 |