D90が観た画像 d90-11005
寒牡丹の花はその年の気象に大きく左右され、着花率は2割以下といわれている。 そこで、花の少ない冬にお正月の縁起花として抑制栽培の技術を駆使して開花させたものが冬牡丹であり、春夏に寒冷地で開花を抑制、秋に温度調整し冬に備えるという作業に丸二年を費やし、厳寒に楚々とした可憐な花をつけさせるのである。
上野・東照宮冬ぼたん
お休み処では温かい甘酒やお茶などもあり、赤い毛氈を敷、手あぶり火鉢に温もりながら、上野の五重塔と霜よけの藁囲いに包まれて咲く冬の牡丹を鑑賞するのも風流である。