D90が観た画像  d90-11040

撮影地 東京都・浅草・伝法院界隈
撮影日時 2011−4−14  15:10〜16:15
作品のタイトル 伝法院と浅草寺境内のシダレザクラ
作品の概要 浅草寺の境内は広すぎる。
雷門が玄関口だとすると、仲見世通りを通り抜け、とてつもない大きな山門(宝蔵門)を通り抜けたあたりで左手に五重塔が見えてくる。
五重塔を含む一帯がぐるりと塀で囲まれており、内部に入れない。
この塀の中が浅草寺の本坊『伝法院』と呼ばれている場所で有る。
浅草寺の建造物は、落雷や江戸の大火で何度か焼失しているが、江戸時代最後の火災後、安永6年(1777年)建築の客殿・玄関や明治4年(1871年)建築の大書院が現存している。

伝法院庭園は約3,700坪の庭園、寛永年間(1624年〜44年)小堀遠州)により作庭されたと伝えられる「廻遊式庭園」であり、通年非公開だが、今回は特別公開していたのでシダレザクラの取材に行ってきた。

  

  

伝法院と浅草寺境内のシダレザクラ

残念ながら、枝垂れ桜は大書院左手の桜は4月4日が満開で、大書院右手の桜は4月8日が満開のため、見頃過ぎの撮影です。

浅草寺境内には、数本のシダレザクラが植樹されていますが、今回は、六角堂、境内の最も奥地(市川団十郎像)と、境内中央の3本のシダレザクラを撮影しています。

最も古木のしだれ桜は、伝法院の再建が今から234年前の事ですので、有る程度形が整ったシダレザクラを何処からか手にいれて移植したとすれば、樹齢250年以上と推測されます。