作品の概要 |
秦野市千村地区で、一番多く、ホタルが出ている場所は、遊歩道奥で有る。
丹沢山塊に降った雨が地下に浸透し、伏流水として谷戸の奥地からしみ出ている為か小川が流れている。
その小川の上には、大きな木の茂みが覆いかぶさり、暗闇が出来ている為、ゲンジボタルの乱舞も観察できる。
小川の川下から川上に向ってカメラを設置していたため、手前に飛んできたホタルの光はピントボケの状態になり、ヒトダマ状態の太い残像光跡が撮影できた。地元会員の観測では、28頭をカウントしていた。
昨年までは、ゲンジボタルの存在に気がつかなかったため、7月半ばにヘイケボタルの撮影に来ていたのだが、
今年からは、「秦野のホタルを守る会」の観測データを参照しながら、適期を狙っていた。 |