作品の概要 |
「川崎市麻生区柿生」生まれの禅寺丸柿が、50キロメートル程離れた場所(伊勢原にある大山の阿夫利神社に向かう街道沿いの子易地区)に伝わったのは1657年(明暦3年)との事だ。
江戸時代に流行した「大山詣で」に、江戸の旅人が柿生の里で手に入れた禅寺丸柿の枝を、子易の里に持ち込んだものと推測され、渋柿の木に接ぎ木した事から、子易の里にも禅寺丸柿が旅籠や農家の庭に広まったので有る。その後、地名から『子易柿』と呼ばれ、大山詣での人々に親しまれ栽培も盛んに行われたそうだ。
子易の里でもっとも古木の有る農家の庭を訪れた。
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推定樹齢・・・350年
幹の周囲・・・2.30メートル
樹 高 ・・・・13.0メートル
枝 張 ・・・・8.0メートル |