D90が観た画像  d90-11188

撮影地 神奈川県伊勢原市子易地区
撮影日時 2011−11−7 
作品のタイトル 子易地区の柿畑と主婦の趣味園芸
作品の概要 禅寺丸柿が、伊勢原にある大山の阿夫利神社に向かう街道沿いの子易地区に伝わったのは1657年(明暦3年)、その後「子易柿」と呼ばれ、大山詣での人々に親しまれ栽培も盛んになり、江戸時代、明治時代、大正時代、昭和時代と、伊勢原・大山の子易の里は『禅寺丸柿』の一大生産地となったので有る。
昭和40年代になって、果実の大きな富有柿や次郎柿が市場に出回ったため、子易柿の栽培面積は減少し、今では沿道直売にその面影を残しているにすぎない。
しかし、たわわに実った子易柿は大山の秋の風物詩として人々に親しまれており、歴史ある子易柿を守ろうと、柿ワインの商品化が検討され、そして、平成4年には秋のほのかな香りをかもし出す子易柿のワイン「伊勢原の香り」が生み出され好評を博しているのである。

柿畑を持つ農家の裏庭で、近所の老婆が2人、花見をしていた。
農家の奥さんの丹精している「ざる菊」を鑑賞していたのだ。