金環日食を撮影するに当って、5つの条件を満たさなければならない。
1.金環食となる北限を見極める。
2.当日の天候予測。
3.カメラ機材。
4.日照の変化や自然の移ろいを観測できる場所選び。
5.機材や交通費に、それなりの投資が必要である。
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事前の天気予報から、「北関東」が上記の1,2をクリアーでき、6時間前に、茨城の日立市の公園を棄て、群馬の「榛名山」が有力ポイントなった。
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私の愛機は、LUMIX-DMC FZ30がズーム420mmなので、デジタル*2にすると、840mmになり、太陽が液晶画面にぴったり入る。
デジタル*4にすると、太陽が画面からはみ出てしまう。
そして、NikonのD90は、ズームは200mmなので、風景写真用に考えていた。・・・よって、減光フイルターは準備していなかった。ところが、LUMIX-DMC
FZ30がファインダーで覗き、露光・絞り・シャッタースピードをジャストに設定したものの、リリーススイッチを押すと、シャッター音はするものの、露出不足なのか、液晶画面が真っ暗になり、撮影失敗である。
急遽、CTレントゲンのフイルムを2枚重ねて、NikonのD90の減光フイルター代わりに使用しての「金環日食」撮影となった。
上記の4番目の件だが、皆既日食になると、夕暮れと同じになるのか、小鳥の鳴き声もしなくなり、湖面では、魚が餌取りの為か飛び跳ねていた。
さて、相棒は、今回、キャノン-7D(400mm)に装着する2倍のテレコンバーター(¥50000)と太陽撮影用フイルター(¥10800)を購入したのである。
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