D90が観た画像  d90-12098

撮影地 横浜市中区本牧・三渓園
撮影日時 2012−9−7  14:21〜16:28
作品のタイトル 上巳(じょうし)の節句
作品の概要 中国では、三月の最初の巳の日に、川に入ってケガレを浄める上巳節という祭時があったとか、日本に伝わった時に、変動する巳の日より固定すべきだと、・・・ 奈良時代に三月三日と定められたとか。

お雛さまの原型は、無病息災を祈った「春の禊」から生まれた「ひとがた」に穢れ(けがれ)を移して海や川に流すという『流し雛』と、室町時代に発生した宮中のひいな遊びから生まれた『飾り雛』が習合して進化したものが江戸時代になり、人形制作技術の向上から、豪華絢爛な段飾りへと変化していった。
お雛さまは、女の子の誕生時に嫁の実家から贈られたり、貴族やお大尽(殿様や豪商)は、娘の嫁入り道具の一つして、持参させました。

雛飾りの中で「白い犬」を良く見かけるが、次のような謂れが有ります。
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平安時代から、「白い犬」は、安産と子供の健やかな成長を願う”魔除け”として「犬張り子」を飾る風習があり、江戸時代になると丸みを帯び江戸玩具のひとつ「御伽犬(おとぎいぬ)」に変化し、デンデン太鼓は裏表が無い・・・そんな子に育つようにとの願いがこもっており、犬の頭に竹篭を被せて、何と説く・・・竹冠に犬・・・良く『笑』う子に育つようにと・・・・何とも、おしゃれ!