D90が観た画像  d90-12116

撮影地 東京駅
撮影日時 2012−10−5  14:34〜18:09
作品のタイトル 東京駅丸の内駅舎の外観
作品の概要 大正3年、皇居の表玄関に当る「東京駅丸の内駅舎」が完成してから、度々の災害に遭遇してきた。
大正12年の関東大震災をまぬがれたものの、太平洋戦争の東京大空襲では、屋根が焼け落ちたり、戦後の改築で3階建てを2階建てに変更した為、外壁にも障害が発生している。
100年前の外観を取り戻すべく、2階建ての建物を3階建てに復元したり、免振工事や東京駅ステーションホテルの復活などで、500億円の工事費がかかったとか。
外壁は大理石加工であったり、赤レンガ仕上げの為に火災には強いが、100年前には、想定していなかった地震対策(免振装置)は、これから100年後にと、全長335メートルの建物が宙に浮いた構造になっている。
復元といえば、外観や、屋根部分にとどまらず、開閉される窓にまで、細心の心配りがされていた。