D90が観た画像  d90-13013

撮影地 埼玉県熊谷市妻沼
撮影日時 2013−1−18 12:27〜13:48
作品のタイトル 聖天山歓喜院本坊
作品の概要 治承3年(1179) 斎藤別当実盛公は、武蔵国長井庄に大聖歓喜天を奉り、聖天宮を開いている・・・・これが、妻沼聖天山の始まりです。

実盛公亡き後、長井庄が実盛公の外甥、宮道国平の領地となると、実盛公の次男実長(出家して良応僧都)は、兄実途の二人の子を預かり、長井庄に帰っています。
建久3年(1192) 源頼朝が下野国に向かう途中、聖天宮に参詣した折、良応は、頼朝に聖天宮の修復と別当坊寺院建立のため、関東八カ国の勧進を願い出て許され、その後四年間諸国で喜捨を募っています。

建久8年(1197)、聖天宮の別当坊寺院として開創。
歓喜院本坊の本堂の彫刻は、昭和の初めの頃の作で、「竜・木鼻は石原流古式の構図・作風」で、高沢改之助であろうと推測されています。