D90が観た画像  d90-13184

撮影地 埼玉県飯能市東郷公園
撮影日時 2013−11−22  11:21〜14:13
作品のタイトル 真っ赤に染まった東郷公園
作品の概要 現在では、「東郷公園」の方が知名度は高いのですが、本来は『秩父御嶽神社(ちちぶおんたけじんじゃ)』と呼ぶほうが正しいのかも。
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1894(明治27年)、秩父郡坂石村芳延(現:飯能市坂石)の百姓庄吉の長男であった「鴨下清八(かもした せいはち 文久元年6月5日(1861年7月12日生まれ−昭和30年(1955)12月8日没)」が、木曽御嶽山の行者の生涯を賭して、生誕地のこの地に『信州木曾御嶽山を本山と仰ぎ、その御分霊を奉斎する御嶽信仰の神社』として、秩父御嶽神社を創建しました。
山中の境内は1万5千坪あり、現在は「東郷公園」を神苑としています。

また清八は、日露戦争後の1925年(大正14年)、東郷平八郎元帥の精神を普及させようと募金し、ついに東郷平八郎元帥の銅像が完成、
除幕式には、東郷元帥をはじめ、粕谷義三衆議院議長、堀内信水陸軍中将、海軍大臣代理、小笠原長生海軍中将が参列しました。

東郷平八郎元帥の銅像が建ってからは秩父御嶽神社の境内は東郷公園と呼ばれて、公園内には東郷元帥像のほかに乃木希典陸軍大将銅像、日露戦争の遺物(ロシア製大砲、戦艦三笠被弾甲板)、海軍省からの記念品が点在されています。
苑内に所狭しと植えられたモミジや楓の樹木が、約1000本有るとの事、訪れる人々に春の新緑時期(4月上旬)には活力を、秋の紅葉時期(11月中旬)には癒しを与えてくれるそうです。

西武池袋線の吾野駅下車、線路沿いのハイキングコースを歩いて徒歩20分です。