| 作品の概要 |
長崎県天草市牛深（うしぶか）最大の祭りとの事ですが、関東の人達にとっては馴染みの無い踊りです。
この踊りの原点は、江戸時代に始まるそうです。
お囃子のリズムは、奄美から伝わった南国特有の熱狂的なリズムで、ハイヤ節は江戸時代に酒盛りの唄として牛深で歌われたのが始まりですが、その唄を北前船などの船乗りさん達が全国各地の４０ヵ所の港に広めたものです。
全国に点在している「佐渡おけさ」や「津軽アイヤ節」、「塩釜甚句」、「阿波踊りのよしこの節」など多くのハイヤ系統の民謡や踊りの源流なのです。動画を良く見ていると判りますが、ハイヤの踊りは、元々が船乗り達の酒盛り踊りであったため、中腰で重心が低く、また網投げ・櫓漕ぎなどの動きが特徴となっています。 |
