D90が観た画像  d90-14024

撮影地 東京都墨田区東向島
撮影日時 2014−2−7
作品のタイトル 向島百花園の梅の花
作品の概要 江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804〜1830年)に造られた庭園です。
庭を造ったのは、それまで骨とう商を営んでいた佐原鞠塢。
交遊のあった江 戸の文人墨客の協力を得て、旗本、多賀氏の元屋敷跡である向島の地に、花の咲く草花鑑賞を中心とした「民営の花園」を造り、開園しました。
 
開園当初は、360本のウメが主体で、当時有名だった亀戸の清香庵字臥竜梅の梅屋敷に対して「新梅屋敷」と呼ばれたほどです。
現在は、、限られた園内に「四季を通じて花が咲く」ようにした為、梅の木は60本と減ってしまいました。
「百花園」の名称は、一説で は、「梅は百花に魁けて咲く」または「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたそうです。

百花園は当時の一流文化人達の手で造られた「庶民的で、文人趣味豊かな庭」として、小石川後楽園や六義園などの大名庭園とは異なった美しさを持っています。
東京スカイツリーにも近い為、梅の花とコラボも出来ます。