D90が観た画像  d90-14033

撮影地 栃木県栃木市 「蔵の街」
撮影日時 2014−2−14
作品のタイトル 蔵の街の雪景色
作品の概要 この作品は「SPレコードで言えば、B面」です。

2月10日から始まった「第7回 あそ雛まつり」を取材したおりに、立ち寄った展示会場の建物を撮影したものです。
神奈川・東京より雪の降り出しが遅かったので、海老名から電車を乗り継ぎ、3時間程で来たのですが、初めは弱かった雪でしたが、終盤は強い雪になってきました。
今年2度目の、翌日まで降り続いた降雪は首都圏の高速道を3日間閉鎖してしまったため、アルバイト先に行くのに、普段なら、国道246号線、129号線を利用して25分(片道10キロ)の道のりが2時間半も掛かりました。
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栃木市の発展に大きな役割を果たしてきた巴波川(うずまがわ)の舟運は、元和3年(1617)、徳川家康の霊柩を久能山から日光山へ改装した際、御用荷物などを栃木河岸に陸上げしたことに始まります。

巴波川舟運の発達により、東京、埼玉、千葉、茨城などへの物資輸送だけでなく、関東と南東北の流通を結ぶ結節点として、問屋業、製造業発展を支えた為、物資を保管し置く『白壁土蔵』が両岸に沿って建ち並びました。

かつては、湧水もあり流れも速かったため、江戸からの帰路は麻綱で舟を曳かなければならず、川沿いの曳道が綱手道で当時の面影を漂わせています。
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江戸時代末期には、弘化3年(1846)・嘉永2年(1849)・文久2年(1862)・元治元年(1864)の4回も立て続けに大火がありました。
その教訓から明治6年に修繕・新築の際には、杉皮・藁・茅などの屋根を禁止するとの県令の通達が出され、以後、瓦屋根・土蔵造りが急増してやがて、現在の「蔵の街大通り」といわれる景観を呈するようになりました。

このページに紹介します土蔵類は、栃木市観光協会の公式ページを参考にご覧頂ければ幸いです。
www.kuranomachi.jp/spot/kuranomachi/