D90が観た画像  d90-14040

撮影地 静岡県伊豆市修善寺
撮影日時 2014−2−21
作品のタイトル 修善寺温泉 修禅寺彫
作品の概要 修禅寺彫(しゅぜんじぼり )とは、孟宗竹に彫りをほどこす作品です。
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時は昭和初期、伊豆の修善寺温泉の「名刹・修禅寺」門前で、竹に彫り仕事をしていた鍵和田松翠翁によって創始されたそうです。
松翠翁は人間的にも独特の風格のある名人肌で、その作品にも言い難い滋味があったそうです。
後年、その精神と技は、娘の鍵和田(かぎわだ)松琴に余すところなく受け継がれていったとか。
古刹・修禅寺の御加護のもと、孟宗竹に経文や仏画、漢文や詩歌などを彫ることを天職と信じ、ただひたすら六十有余年、その飽くことない探究心は、平成二十一年夏、八十年の生涯を閉じるまで絶えることはなかったとか。
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『回顧ミニギャラリー』は、松琴さんの長男の鍵和田竹翠さんと長女の柴田みどりさんによって、平成25年に開設され、(金・土・日曜日と祝日)に入場無料で柴田さんが東京から出向いて、出迎えてくれます。
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修善寺の「女将のもちより雛」見物の途中で、店中を覗くと、お雛さまが飾ってあるので、何気なく入館したのですが、出品の「ソテツの根付」に目が釘付けされました。
わずか縦4センチ、横3センチのソテツの実に般若心経の細かい文字が彫られていました。
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