酒田に立ち寄ったら「山居倉庫」は見逃せ無い。
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山居倉庫は明治２６年（１８９３）に酒田米穀取引所の付属倉庫として、旧庄内藩酒井家により最上川と新井田川に挟まれた通称「山居島」に建てられた。
舟による米の積み下ろしに便利な立地で、１２棟の巨大な木造の倉庫を連ねた美しい建物と、最上川側のケヤキ並木が独特の風情を伝えています。
地元での自慢は、ＮＨＫ朝の連続テレビ小説「おしん」のロケーション舞台にもなったことです。この倉庫にはいくつかの工夫がなされています。
まず、建物の側面の白壁と黒板塀の土蔵づくりは、二重構造になっていました。 ・・・（写真３３番）
屋根も二重構造で土蔵と屋根の間に空間を作り、風通しを良くすることで土蔵内の熱を上げないようにしている。 ・・・（写真３０，３１，３２番）
建物の西側には、樹齢１４０年以上のケヤキ４１本の連なるケヤキ並木があり、西日のさし込みを防ぎ、日本海からの西風を避ける役目が有ります。
１２棟の巨大な木造のうち、３棟は観光施設に使用されていますが、残りの９棟は低温倉庫として、現在も農業倉庫として「庄内米」を保管していました。
建物内部は写真撮影禁止でしたが、天井のモチーフが気になり撮影許可を頂きました。
「酒田の市の花 トビシマカンゾウ」・・・酒田港の沖合いに浮ぶ飛島に群生している花です。
序でに、ズーム撮影でピンボケですが、「加藤家のお雛様」は立派なものでした。 |
