D90が観た画像  d90-14072

撮影地 山形県鶴岡市 風間家丙申堂
撮影日時 2014−3−14 
作品のタイトル 丙申堂のお雛さま
作品の概要 風間家の祖先は越後の国沢海藩の武士だったが、その後商人となり、村上、酒田、鶴岡へと移住したとか。
鶴岡城下では藩の御用商人として幕末には鶴岡第一の豪商になった。
明治期には貸金業(荘内銀行の前身)を営んだ。

またもや、YBC(山形放送)のカメラクルーとぶつかりました。
五つの座敷をぶち抜いて、第一景は風間家ゆかりの雛段や雛飾りが所狭しと並び、第二景は分家の雛段と安部英子さんのコーディネートされた雛段飾り、第三景は九州の柳川の著名な方に製作してもらった「さげもん」がたくさん吊るされていました。
そう言えば、第一景の座敷の雛段にはさげもんの小物を使用した傘福があった。 ・・・著名な方に特別注文して作ったとか。

館内は、ラジカセから流れる風間夫人の美声を聞きながら、お雛さまを順次見て行きました。

次ぎに紹介された小座敷の雛飾り、立島静子(現代作家)さんの作品でした。
平安時代の曲水の宴を表現したものだとか。
たまたま、障子が半開きになり、坪庭が遠景となり、庄内地方の早咲きの「啓翁桜」が活けて有るのが小座敷の雰囲気ともピッタリで、とても素晴らしい空間になっていました。