D90が観た画像  d90-14074

撮影地 山形県鶴岡市 風間家丙申堂
撮影日時 2014−3−14 
作品のタイトル 旧風間家住宅
作品の概要 1896年(明治29年)に風間家第七代当主・幸右衛門によって住居と営業の拠点として建てられたもので、木造2階建て、杉皮葺き石置き屋根。

敷地約2598平方メートル、主屋を中心に、南側は道路に面し、薬医門と前蔵、西側に中蔵と奥蔵、北側に内蔵(金庫蔵)があり、座敷や茶の間など部屋数19室、計180畳の和室、広大な板の間、大黒柱が当時のままに残っています。
この建物は、明治27年の酒田地震を教訓にして建てたと伝えられ、広い板の間に架かる梁をトラス(三角形)状にするなど工夫のあとがみられます。
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『杉皮葺き石置き屋根』について・・・
杉皮を5層に葺いて、その上に4万個の石を並べています。
4万個の石は苔が生えたりするので、20年毎に一つ一つ汚れを洗い落します。
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「風間銀行」時代の名残で、金庫蔵には大きな金庫が数個置かれていました。  その内の一台で合鍵用のダイヤルの目盛がイロハ・・・でした。

『丙申堂』の由来は、
明治29年の干支が、丙申の年であったことにちなみ「丙申堂」(へいしんどう)と名付けられたそうです。