D90が観た画像  d90-14081

撮影地 長野県松本市 ベラミ人形店
撮影日時 2014−3−21
作品のタイトル 押絵雛の専門店「ベラミ人形店」
作品の概要 松本の「ひな祭り」を計画中に某サイトを知った。
「ベラミ人形店」は取材に外せない場所だが、展示品は撮影禁止だと言う。
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馬場家住宅での展示物の半数ほどが「ベラミ人形店」からの出し物ゆえ、写真が撮れなくてもいいやと、店内に足を踏み入れた。
一組のお客さんがいたので、しばらくガラスケースの中の作品を見学。
お客さん対応は、初代の夫人と2代目のお嫁さんがしていた。
先客が出て行った後、話好きのお嫁さんと、目黒雅叙園の雛祭りに出展した事や、二木屋の小林オーナーの話で盛り上がった所で、切り出した。
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「宝船の作品、撮影させて頂きたいのですが・・・・・。」
ガラス戸を開けてくれたので、ベストアンクルで一枚、さらに、「琴を爪弾く女」の作品も写真撮らせてもらって良いですか?」
それ以上はキリが無いので、店内風景として撮影させてもらった。
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ただ、公開するに当たって、注文がついた。
ガラスケースの中の作品は非売品です。
宝船の作品の注文は、10年ほど前に初代が作成したもの、2代目が作るとなると手間ひま掛かるので、注文は受け付けない。
その他の作品は、注文が殺到しており、数年待ちでも良いのなら注文を承ります。
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聞けば、お店はそもそも人形店だったが、初代が東京の押絵羽子板職人に弟子入りして技術習得したとか、・・・押絵は羽子板がルーツ。
松本に戻り、お客さんから古い「押絵人形」の修理を依頼され、分解し、型紙を作り、複製する工程を初代夫婦であみ出した事により、明治45年の大火で壊滅した『松本の押絵人形』がベラミ人形店の三村さんによって復活した。
初代は数年前に他界したそうだが、現在は2代目夫婦と3人で製造販売しています。

最後に、2代目は「第29回長野県伝統工芸品展」で、井上百貨店7階に行っているので、会っていって下さい。 ・・・と、お嫁さんからの進言。

2代目も話好き、目黒雅叙園では小林オーナーに大変お世話になりました。
次ぎに松本に来たときは、ガラスケースの中の作品すべて撮影しても良いですよ。・・・・と、聞こえたけど。
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ところで、店内で、珍しい「松本姉様」と「七夕人形」に出会いました。