D90が観た画像  d90-14116

撮影地 東京都 明治神宮御苑
撮影日時 2014−6−5
作品のタイトル 御苑の花菖蒲
作品の概要 御苑の花菖蒲は、明治26年(1893)、明治天皇がお后の昭憲皇太后をいたわる為に植えさせられたものです。
深い森に囲まれ、流麗な曲線を描く菖蒲田や、茅葺屋根の四阿(あずまや)がたたずむその風雅な景色は多くの画家達にも愛されています。
渋谷や新宿、原宿までも1キロメートルの近さですが、車や街の騒音も入り込まない森の空間に身を置いていると、都会にいる事を忘れさせてくれます。

花菖蒲は、現在、約150種1500株が咲きますが、「江戸系」の品種が多く、特に江戸時代に数多くの名花を作出した菖翁(しょうおう)こと松平定朝(まつだいらさだとも)の『菖翁花--雲衣裳、和田津海、宇宙、連城の壁など』をみる事が出来ます。

6月5日現在、3分咲きですので、6月20日頃が見頃になりそうです。