D90が観た画像  d90-14246

撮影地 東京都杉並区荻窪三丁目
撮影日時 2014−12−6
作品のタイトル 荻窪・大田黒公園の紅葉ライトアップ
作品の概要 中央線のJR荻窪駅南口から徒歩7分ほど、賑わいのある商店街を通り、閑静な住宅街(大田黒公園の周辺は、大正時代からの別荘地で、今も閑静な住宅街)を歩く。
『大田黒公園』は、日本の音楽評論家の草分けとも言える、故・大田黒元雄氏に由来しており、「自宅を公園に改築して欲しい」という氏の遺志をもとに、遺族から杉並区に寄贈された土地を、整備して1981年10月1日に開園した公園です。
広さは約9000平方メートル(2700坪)、ヒノキ造りの門を潜ると、樹齢100年を超えるイチョウ並木をはじめ、ケヤキ、赤松、シイノキなどの巨木を含め、約840本の樹木が植えられていて、晩秋には、イロハモミジやオオモミジ、ケヤキ、イチョウなどの紅葉で、園内は赤や黄色に彩られます。
さらに、園内には、小川や錦鯉が優雅に泳ぐ池が有る為、頭上のモミジが水面に映る「逆さモミジ」ができ、カメラマンの腕のみせどころになっています。

記念館(大田黒氏の仕事部屋であったレンガ色の洋館)には、同氏が愛用
した1900 年にスタインウェイ社で製造されたピアノが保存されています。
回遊式の日本庭園となっているので、数寄屋造りの茶室から庭園の景色を見るなり、休憩所でも静かで落ち着いた雰囲気で心地いいです。

2003年から開始されたライトアップは、杉並区民のおなじみの秋の風物詩となっています。ライトアップされて池に映り込むモミジの木々は幻想的でした。
特に、長さ2m、幅70cmの石橋の下の逆さモミジの撮影には難儀しました。
三脚は使用できず、たかが20cmの水深ですが、見た目には深さ5mほどの底なし沼に感じ、恐怖で足がすくむ中、0.5秒の露光撮影の写真は、18番、19番、20番の3枚です。