東京湾アクアラインは、東京湾の中央部を横断する全長１５．１キロメートルの自動車専用の有料道路で、木更津と対岸の川崎を１５分で結びます。
木更津から４．４ｋｍが橋梁、川崎から約９．５ｋｍがトンネルとなり、橋梁とトンネルの接続部に海ほたる（木更津人工島）があり、トンネルの中央部に風の塔（川崎人工島）があります。
海ほたる付近は航路になっているため、総トン数約２，０００トンの船舶が航行可能な径間と、桁下のクリアランス（空間）を確保しています。
また、耐震性と走行性の向上を狙って、国内には例のない多径間連続化（最多１１径間）が図られています。
海ほたるは、トンネルと橋梁との接続を目的に設置された盛土式の人工島で、島の幅が１００ｍ、長さが６５０ｍとなっており、島内には、豪華客船をイメ-ジした、海上に浮かぶ世界にも珍しいパーキングエリアとして休憩施設が設置されています。
昼まであれば、横浜ベイブリッジ、東京スカイツリー、東京タワ-、新宿の超高層ビル群、幕張メッセ等がよく見え、富士山まで望める３６０度の展望が楽しめ、夜は、川崎、横浜、羽田、舞浜などの灯りが見え、羽田空港に到着する飛行機や東京湾を航行する船の灯りが見えます。
ところで、島の西側（羽田方向）の人工磯には、青色ダイオードで、ウミホタルの明りを想像させています。さらに、今夜は北風ですので、羽田の滑走路は「３４Ｌ」と「３４Ｒ」が使用されており、３４Ｒ滑走路に進入する飛行機は海ほたるの真上（直進）を飛んで来ますが、３４Ｌ滑走路に進入する飛行機は、東京湾上空でＳ字ターン（２回の航路変更）をしているので、光跡を追っ駆けていると、不思議な光景でした。
ところで、「ウミホタル」って、知ってるかい？ ⇒ 私は撮影したよ。 |
